思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

2019-01-01から1年間の記事一覧

海外出張やら残業やらで給料が増えた。だが増えた分はクライミングに消える。

月曜日はジムの店長やスタッフといっしょに茨城県の笠間ボルダーへ行ってきた。俺にとっては外岩でのボルダリングは初めて。9級、10級、5級の各課題に登ることができたが、7級、3級、初段の各課題はまるで登れず。前日は大雨で岩が濡れていてコンディション…

タイ・アユタヤの本屋事情

アユタヤ近くで高速道路から降りたすぐそばに、Ayutthaya City Parkというかなり規模の大きい商業施設があり、スーパーマーケットの他にアパレルやスマートフォンの小売店、多種多様な飲食店ばかりか、映画館もテナントとして連ねている。 休日の暇なときは…

臆病な自分勝手さと正論への夜郎自大なこだわり

この人はまたやらかしたのか。以下のように半年前も退職記事を書いていたようだが、今度の転職先では1ヶ月しか持たなかったらしい。 かれの退職記事はいずれも、読む者をたいへん困惑させる。それは、かれのやることなすことが、ことごとくかれ自身の望んで…

このボーイング787はタイ国際航空でも運用されており、まさに12月末の帰国便で俺が搭乗する機種ではないか。品質問題を抱えてばかりのボーイングには乗りたくない~エアバスがいい~~

ひたすら課題に取り組むのと同じかそれ以上の効果が得られるボルダリングのトレーニングは、間違いなくキャンパシングボードだ。

これからの中国

主要各国の将来の生産年齢人口推移の予測データがなかなかおもしろい。アメリカはともかく、なぜイギリスは2050年まで増加し続けるのだろう? 大泉啓一郎「消費するアジア」によると、中国の労働人口増大は人口ボーナスによるものではなく、都市圏拡大と農村…

タイに出張しているあいだは週末しかクライミングジムに行けなくて、平日は朝8時から夜9時まで会社に拘束されてるから疲弊しきってトレーニングがまともにできなくて、しかも来週は土曜日出勤だから週末のクライミングすら叶わないんだが、生きてる意味ある…

いまだに「ラ・ラ・ランド」を観る気が起きないのは、俺が流行りものを敬遠しがちで、数年経ってだいぶ世間のほとぼりが冷めた頃にようやく興味が湧いてくるという、天の邪鬼になりきれないひねくれ者だという理由以外にもありそうだ。 問題は映画の予告編で…

来週水曜日から12月下旬まで、再びタイへ出張することになった。日本に戻ってから猛烈にクライミングジムに通い続けて、ブランク前と同じくらいの強さを取り戻した矢先にまたブランクとはやるせなくなる。 ジムに行けない平日でも何かしらトレーニングをした…

30年にわたるデフレによって、昔とは異なり、日本は外国と比較して相対的にだいぶ物価安が進んでいる。このため、物価が高い欧米諸外国からの旅行者は自国よりも安価に風俗を利用できることになった。売春するためだけにタイに滞在する日本人旅行者や、週末…

「素晴らしき哉、人生!」「ブラッド・ダイヤモンド」「はじまりのうた」を観た。

妙義山 筆頭岩(三回登攀)と星穴岳

11月15日と16日に妙義山のバリエーションルートを登った。15日は石門めぐりをしたあと、筆頭岩に登った。筆頭岩はその昔はふつうの登山道だったようだが、一般登山者は入山禁止になっている岩峰のひとつ。登山道は整備されておらず、鎖もいまや朽ちかけてい…

だが、俺のあまのじゃくな尊大さが、砂漠のど真ん中に不時着したテグジュペリのように、こう口ずさむのを許してほしい、君らの方から駆けつけてくるな、君らは俺の視界の入らないところでせいぜい好き勝手やっているがいい、君らのもとから離れるのは俺の方…

金曜、土曜で表妙義のバリエーションルートを登ってくる。たのしみ。 クライミングが上達しないのは、単純に練習の負荷と量が足りないからだ。登れそうな課題しか登ろうとしない、自分を追い込まないですぐあきらめる、腕をパンプさせるまで登らずに、ジムに…

「地に呪われたる者」「黒い皮膚・白い仮面」を含むフランツ・ファノン著作集全4冊がネットオークションにて3000円で売りに出されているのを見て、すぐさま入札し、さきほど無事に落札できた。これほど嬉しいことがあるだろうか? タイ出張をようやく終えて…

そういえば、タイへ向かう航空便の機内では、これまで「アリータ: バトル・エンジェル」「カールおじさんと空飛ぶ家」「白鯨との闘い」「トイストーリー4」を観ていたのだった。 「はじまりへの旅」を観た。

俺がタイに来てまで貴重な休日をひたすらクライミングして過ごすのは、平日の業務によって毎日殺戮されている俺の人生が、灰をまといつつも熾る炭火のように、「あらゆる定義を内側から突き破って、それを虚偽としてしまうような自分自身の可能性」を未だに…

週末はバンコクのホテルに宿泊して、2日連続でプロンポン駅の近くにあるクライミングジムに通っていた。ここのボルダリングジムでは、段級制ではなくVグレードで課題がレベル分けされている。前回はレンタルシューズだったのでなかなか調子が出ずにV4をまと…

なんでこんなわけのわかんねえ動画が俺のおすすめに表示されてくるの?

"Wir sind ein Volk"

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「ボーダーライン」、ピーター・バーグ監督の「キングダム」、ドキュメンタリー「ラッカは静かに虐殺されている」を観た。 明日からタイへ一ヶ月の単身出張。試作と評価の計画を遂行できるかたいへん不安である。週末はバンコクの…

スッカン沢・桜沢遡行

今日は山岳会の会員と二人で栃木のスッカン沢・桜沢を遡行してきた。火山由来の炭酸と鉱物を含んで薄浅葱色をたたえたスッカン沢の水は、逆巻いて白く泡立つ水の流れとあいまって美しく、苔むす岩の濃緑はいっそう鮮やかに照り映える。岩から滲み出るような…

仕事がつまらん

10月中旬からまたアユタヤへ出張することになった。おかげでクライミングコンペに参加できなくなった。まあいいよ、どうせボルダリングジムに通い詰めてもまったく上達しないんだし・・・ 日本に戻ってまた事務所での業務が再開する。やはりつまらん。なぜ技…

武漢から帰国した。 クッツェー「夷狄を待ちながら」を読んだ。

武漢に到着した。滞在ホテルは光谷Optics Valleyと呼ばれているハイテク工業団地(もしくはある種の経済特区なのか?)の一画にあるようなのだが、いかにも今回の出張にふさわしい地名である。なぜなら、ここに来たのは通信用半導体レーザーというまさにOpti…

「フランシス・ベイコン・インタヴュー」を読んだ。 クッツェー「夷狄を待ちながら」を読む。かれの小説「鉄の時代」を読んで以来、私はクッツェーの小説を手に取ろうとするたびにひるんで手が震えそうになる。研ぎ澄まされたモラルを前にして、鱗で覆われて…

来週に中国の武漢へ出張することになった。江夏とは1800年前に呼称されていた武漢のことであり、この地名は後巻末時代に荊州牧であった劉表の支配地域として馴染みがある。その後、三国時代に荊州は魏呉蜀の三国が割拠して互いに睨みをきかせる主要な係争地…

「フランシス・ベイコン・インタヴュー」を読む。

欧米やアジアなどの先進・中進国の合計特殊出生率は、戦後から現代にいたるまでおおむね単調に逓減傾向にあるが、アメリカやフランスのようにほぼ2.0に近い値を保っている国がある一方で、韓国やシンガポールのように1.20を保つことすら難しくなっている国も…

おそろしい夢を見た。さながらPCゲーム「Portal」か弐瓶勉の漫画「Blame!」のような、無機質で果てしない巨大建築物の中に入りこむゲームに入りこんで、さながらVRのように世界を探索するのだが、とんでもなく不可解で気味の悪い現象――それがゲームにあらか…