この人はまたやらかしたのか。以下のように半年前も退職記事を書いていたようだが、今度の転職先では1ヶ月しか持たなかったらしい。
かれの退職記事はいずれも、読む者をたいへん困惑させる。それは、かれのやることなすことが、ことごとくかれ自身の望んでいること、目指していることと食い違っているように見えるので、かれは自分の望みに対していっさい興味をもっていないか、あるいはなにかの片手間程度に考えているか、さもなければ、なにか別の秘めたる狙いを覆い隠すための卑劣な見せかけなのではないかとさえ思えてくるからだ。
しかし、望みを達することができないことによるかれの苦しみはどうやら本当らしいので、 Twitter上でかれが募集しているお題箱から、半年前に以下のような要領のメッセージを送ったのだった。
あなたは自分がいったい何をしたくて何を目指しているのか、もっと自覚的になった方がいい。そして、どうすれば望みを実現できるのか、単なる思いつきでなく慎重に計画を立てるべきだ。そうでないと、同じような拙速を繰り返すばかりで、あなたはいつまでたっても自分の目標に到達できないで苦しむことになる
かれは、今回の退職時に転職先の企業の社長から「もっと深いところのスケジュール管理」に欠けているとの指摘を受けたという。どうやら私の忠告はかれに届かなかったらしい。実際、かれは私のメッセージに対して返信しなかった。
なぜ私がかれの身上を気にかけるのかというと、かれの臆病な自分勝手さと正論への夜郎自大なこだわりに、私と似通ったものを感じ取るからだ。
