2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
火曜日と水曜日は有給を使い、「インドへの道」をゆったり読んで過ごしていた。わずか二日だったが、なんと優雅で満ち足りた休息だったろうか! 「インドへの道」は、われわれが異文化に近づこうとするときに落ちこむ陥穽を、二人のイギリス婦人の経験を借り…
フォースターの「インドへの道」を読む。始めの数ページがインドの一地方の退屈な風景描写に費やされるので、投げ出さずに読み通せるか不安を感じていたが、読んでみるとかなり面白い。
トマス・ハーディ「テス」を読んだ。ヴィクトリア朝時代の偽善的なピューリタニズムを告発する小説だが、あまりおもしろくはない。次に読む英文学はE.M.フォースターを考えている。
現代語訳の「無門関」を読んだが、あまりに意味不明で、書き下し文も注釈もかなり飛ばし読みしてしまった。無門関は、大乗の膨大な経典と先人による注釈・典籍を踏まえた修行僧向けの専門書であり、門外漢の素人が流し読みしてなにかが理解できるという代物…
原始仏典の現代語訳「真理のことば・感興のことば」を読んだ。