修論の最終稿を印刷した。 ゴーゴリ「死せる魂」を読んだ。ボルヘス「幻獣辞典」を読む。ボルヘス好きじゃないけど、これおもろいやん。

修論の草稿を書き終えた。修論発表の準備に取りかかる気力が充実してくるまで、教授にどっさり添削されるのを待つのみ。 俺がバス事故で大勢の大学生といっしょにまとめて死んだら、このブログもマスコミに掘り出されて、『絶たれた尊い願い』とかいう見出し…

フォークナーの「八月の光」を読んだ。ジョー・クリスマスがバーデンを殺す前日、夜の街中のなかでかれの内部から「黒人女たちの生殖力に満ちた声がささやきかけ」るシーンと、ハイタワー元牧師が自分の姿を写し出す鏡のような顔の群れの中にいる自分の姿を…

少しは倹約しようかと外食を控えてスーパーの惣菜を買ってきたが、おそろしく不味く、いたく後悔するはめになった。ただのおでんをここまでまずく作れるのはある種の才能ではないだろうか。あんまり腹が立ってきたので、惣菜をまるごとこの手でひねり潰すし…

769 ：吾輩は名無しである：2015/11/10(火) 20:19:58.76 この作品、主人公は変わるわ、筋は一貫してなくてばらばらだわ、文体もテーマもころころ変化するわ、まさに駄作あるいは失敗作と呼ぶに相応しい作品であるのです。 だいたいですな、主人公が死んでか…

「冬の夜ひとりの旅人が」を読む。

レヴィ=ストロース「悲しき熱帯」 フォークナー「アブサロム、アブサロム！」 メルヴィル「バートルビー」 ルソー「人間不平等起源論」 以上順不同。 2015年は就活や学会でいろいろ忙しかったが、そこそこ本を読むことができた。海外文学を新しく知る機会も…