思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

2021-01-01から1年間の記事一覧

南稜フランケに取り付かなかった理由

ここに告白しておくが、先週に一ノ倉沢南稜フランケルートを登らなかったのは、今の実力では無事に終了点まで到達する自信はなかったので、おそれをなして取り付くことなく帰ってきたのだ。南稜フランケはルートファインディングが難しく、途中の支点が少な…

谷川岳 一ノ倉沢鳥帽子沢奥壁 変形チムニー

谷川岳 一ノ倉沢鳥帽子沢奥壁 変形チムニーを登ってきた。漫画「山を渡る」3巻でこのルートを登攀するシーンがあり、楽しそうに登っていたので半年以上前から行ってみたいと思っていた。 取り付きから登攀開始後しばらくして、上部の谷に残る雪氷が一ノ倉沢…

谷川岳 一ノ倉沢鳥帽子沢奥壁南稜

5月8日は三つ峠で山岳会のクライミング講習だったが、リーダーが初心者に講習をしているあいだ特にサポートする機会もなかったので、パートナーと適当に1ピッチ登っては懸垂下降の練習をしたり、人工登攀の練習をしていた。 その後パートナーと谷川岳方面へ…

5月3日に松木沢ジャンダルム 中央壁直上ルート、5月4日に二子山中央稜を登攀してきた。カムを使ってナチュラルプロテクションで中間支点を取るのも板についてきた。 今週末は三つ峠で実施する山岳会のクライミング講習にサポート役として参加し、その翌日に…

旧約聖書における歴代預言者のことが気になってきて「エレミヤ書」を読んだ。「エゼキエル書」を読む。 ズヴェーヴォ「ゼーノの意識」の新訳が岩波文庫から発刊されていた。俺が自宅に所持しているのは1978年の集英社世界文学全集の一巻に収められたもので、…

「ナルニア国ものがたり」と旧約聖書

小学生のころ、学校で毎日15分程度もうけられる読書の時間に、C・S・ルイス「ナルニア国物語」を一生懸命に読もうとしていたのだが、どんなに集中しても内容がなかなか頭に入ってこないので、とうとう第4巻「銀のいす」の中盤で投げ出してしまったのだった。…

タイ出張してもクライミングもできず、どこにも出かけられないなら、せめて出張先のタイ人スタッフと仲良くなるために一緒にオンラインゲームでもするか・・・フォートナイト誘ってみよう・・・

バックアップ方式の懸垂下降のメリット・デメリット

5月の連休は涸沢をベースにして前穂高岳北尾根と北穂高岳東稜へ行き、タイ出張の直前に谷川岳一ノ倉沢の変形チムニーと南稜フランケを登る予定。もし山行で大怪我して出張が取りやめになったら、まじで上司から怒られそう・・・ 懸垂下降のときにバックアッ…

連休明けからタイへ数ヶ月間出張になりそう。隔離生活のなかでいかにクライミングのトレーニングをするか悩む。ジムに行けなくなることと、6月のシーズンに谷川岳に行けなくなりそうなのがなにより悲しい 従業員に賄賂わたすとかして、現地のホテルからこっ…

クライミングシューズとゴアテックスのレインウェアをひんぱんに買い替える必要があり、特にシューズはこの1年間で3回買い替えている。ただでさえジムの月間パス代で毎月1万円以上かかっているというのに、この消耗の早さには頭が痛くなる。

今年の夏期は谷川岳一ノ倉沢で気になっているアルパインルート(変形チムニーなど)を山岳会有志との合宿で登攀できたらと思っていたのだが、北穂滝谷のトポを見ていたら、俺がリードでもなんとか行けそうなものがいくつかあることに気づいた。せっかく行く…

俺はK-POPについてはあまりよく知らないが、BLACKPINKやBTS, K/DAが米国でいかに注目されているかはyoutube動画の再生回数を見ればわかる。韓国映画の存在感は年々増しているし、小説の分野に目を向ければ、2017年の全米図書賞の最終候補となったミン・ジン…

微粒子レベルで存在する・・・?

俺が新型コロナウイルスの栄えある日本人第一感染者(無症状)だった説が微粒子レベルで存在する・・・?

大岡昇平「俘虜記」を読んだ。映画「シェルブールの雨傘」を観た。

日本の一人あたり購買力平価がOECD加盟国の中でもずいぶんと低い順位のようなので、実際のところ、平均的な日本人の賃金水準は他の先進国国民と比較して、どの程度劣っているのかを確かめてみたくなった。いま私の手元には、UBSが2015年に報告した「Prices a…

野坂昭如「エロ事師たち」を読んだ。大岡昇平「俘虜記」を読む。 日曜日に湯河原へフリークライミングしに行った。何度トライしても「かずえちゃんとしおちゃん」5.10dが完登できずに悶絶。悔しすぎる。

いつも仕事終わりに通っているクライミングジムが久しぶりに垂壁のホールド替えをしたので、昨日と今日はテープ課題を一生懸命登っていた。8級から初段までグレードごとにテープ課題が2つあり、2級課題はいずれも一撃で完登できた。1級課題のゴール取りが難…

ボードレール「巴里の憂鬱」を読もうとするが、開始10ページで挫折。バタイユ「文学と悪」やドゥルーズ「批評と臨床」をつまみ食い的に読む。これらは哲学者による文芸批評で、作家やテーマ別に章立てされている。エミリー・ブロンテ、サド、ジュネ、カフカ…

サド、ジュネと来て、今度はジョルジュ・バタイユ「文学と悪」を読む。ジュネの文章もそうだが、フランス哲学者の文章は読解するのにかなり骨が折れるので頭がどうかしそうになる。これほどの読書への集中ぶりは、講義にいっさい出席せずに一人暮らしのアパ…

マルキ・ド・サド「新ジュスティーヌ」を読んだ。読んだとは言っても、全体の四分の一程度を抜粋した部分訳だが。 ジャン・ジュネ「花のノートルダム」を読んだ。

なんだか忽然とフランス文学が恋しくなって、マルキ・ド・サド「新ジュスティーヌ」を読む。 保持している個別銘柄、とりわけ石油関連企業・銀行の株価が毎日もりもり上がるので、含み益がにわかに大きくなってきた。

ケルテース・イムレ「運命ではなく」を読んだ。これもまた、私のなかで忘れられぬ小説となるだろう。

ボルダリングについて。2級課題に登れたり登れなかったり。登れたとしても、何度も落ちて苦心の末になんとか完登するというケースが極めて多い。 不思議なことだが、レスト日を2日間設けたとき、つまり中二日空けて登ったときよりも、翌日も連続で登ったとき…

直近の数ヶ月で株式投資の含み損がだいぶ減った。最近の硬調が2週間も続けばプラスに転じることだろう。

クライミングで強くなれずに悔しい! 悔しさのあまり、歯ぎしりするときに不意に涙がこぼれ落ちそうになるくらいだ! 俺が今までに読んできた古今東西数百冊の文学作品で描かれている、えも言われぬ豊穣たる心象風景や、感情の巧妙な論理など、クライミング…

クリンプとオープンハンド、どっちがいいのか

とりあえず日曜日から火曜日にかけて3日間安静に過ごしたが、左腕前腕の怪我はまるで治っていない。クライミングジムに今日行ったのだが、オープンハンドで薬指に荷重がかかると急に痛むので、これが怖くてジムでは全力を出せなかった。指の第二関節の慢性的…

フランス・ベトナム共同制作映画「青いパパイヤの香り」を観た。正直、つまらん。フィンランド映画「希望のかなた」を観た。

クライミングジムで5.12aオンサイト

山岳会の知人とリードクライミングのジムに行ってきた。成果は以下の通り。 5.10a オンサイト 5.10b オンサイト 5.12a オンサイト 5.11c オンサイト 5.11b 左腕の腱の痛みのため一回テンション。その後トップアウト いつの間にか強くなってた。

中指や小指の第二関節が慢性的に痛むのをテーピングでごまかしつつ、ボルダリングジムで強傾斜壁の課題を一生懸命登っていたところ、オープンハンドでやや薄いホールドを保持した瞬間に、左腕前腕の筋肉が突然びよーんと伸びるような強烈な違和感に襲われた…

2016年に俺が筆頭著者の国際論文がPhysical Review Bにアクセプトされたのだが、それがいまは引用件数5件になっている。自分が携わった研究の成果が、現代の第一線の研究者に参照されるということはたいへん名誉で喜ばしいことだと思う。