とりあえず日曜日から火曜日にかけて3日間安静に過ごしたが、左腕前腕の怪我はまるで治っていない。クライミングジムに今日行ったのだが、オープンハンドで薬指に荷重がかかると急に痛むので、これが怖くてジムでは全力を出せなかった。指の第二関節の慢性的な痛みも徐々に増してきている。
クリンプ持ちだと指の第二関節の負荷が大きいから、怪我を防ぐためにオープンハンドで持つようにしようという上級者のアドバイスをネット上でよく見かけるが、実際のところどうなのかよくわからない。俺はよっぽどのカチでない限りホールドはオープンハンドで持つ癖がついているが、それでも前腕の腱を怪我してしまった。また、このように第二関節も痛みだしてきている。
ボルダリング大会を見ればわかるように、上級者だからといって決してクリンプ持ちしないわけではない。ホールドの形状や次のホールドを取りに行くときのムーブなどを考慮して持ち方を使い分けるわけである。オーバーワークによる怪我を防ぐためにも、トレーニングにおいては負荷を考慮して、適度にクリンプとオープンハンドを使い分けることを意識するのが良いのかもしれない。
