ボードレール「巴里の憂鬱」を読もうとするが、開始10ページで挫折。バタイユ「文学と悪」やドゥルーズ「批評と臨床」をつまみ食い的に読む。これらは哲学者による文芸批評で、作家やテーマ別に章立てされている。エミリー・ブロンテ、サド、ジュネ、カフカ、メルヴィルなど、自分が馴染みのある小説家についての章であれば、それほど苦心することなく楽しく読める。
批評書を読んでいたら、まとまったカフカ批評を猛烈に読みたくなってブランショによるカフカ論集成の単行本をメルカリで買った。メルカリ最強。
フランス文学は疲れてきたから、次はジョイス「ダブリナーズ」あたりを読もうかな・・・