タイへ出張中のあいだ、毎週土曜と日曜は必ずバンコクへ繰り出してボルダリングジムに通っている。いつもはBTSプロンポン駅から歩いて15分程度のところにあるUrban Playgroundに行っており、先週と先々週もそうだった。F5 Climbing Center主催のクライミングツアーがあればまた参加したかったのだが、コロナの影響で2月上旬以降は開催自粛しているようだった。
Urban Playgroundは最近になってクライミングエリアが拡充されたようで、それにともない課題数が以前の倍に増えていた。またリードクライミングもできるのでかなり気に入っている。day passが575バーツとやや高いためか、タイ人より外国人が多めのように感じる。
このジムで会った駐在日本人から、BTSプラカノン駅から歩いて10分足らずのところにあるというstonegoatというボルダリングジムを教えてもらったので、今週の土日はそちらに行ってみた。カフェと併設された開放感のあるジムで、day passが450バーツだった。外国人はやや少数で、地元のタイ人が多くかなり賑わっていた。グレードが7段階で色別に分かれており、最も難しいグレード(黒色)は1級~初段程度、その次のグレード(紫色)は2級~1級程度、3番目のグレード(水色)は3級程度と思われた。2日間で黒色の課題を1つ、紫色の課題を5つ完登できたので満足。
余談だが、stonegoatにはMoon Board2016が端に設置してあった。へとへとに疲れた状態でトライしたところ、6Cは登れたが6C+はだめだった。おそらく元気なときであればなんとか7Aまでは完登できると思うが、来週に帰国するのでMoon Boardに再挑戦する機会は当分ないだろう。
タイ出張中に訪れたクライミングジムとしては、他にClimb Central Bangkokがある。リード壁がメインで、スピードクライミング専用壁があるのと、ボルダリング壁が屋外にあるのが特徴的。しかし俺が訪れたのは2020年のことなので、今は状況が変わっているかもしれない。アクセスが悪く、公共交通機関だけで訪れることは難しいだろう。上記の2つのジムの方がより楽しめた。