9月2日-3日に小川山でクライミングしてきた。フェース・スラブ・クラックと色んなルートを時間の許す限り登って疲労困憊だった。
【屋根岩5峰】
ギャオス (5.10b)=オンサイト
空中決戦 (5.12a)=3便目でレッドポイント
【屋根岩1峰】
花束 (5.10c)=3便目でレッドポイント
三本槍クラック (5.11b)=フォールが怖くてトップアウトできず。次にトライすればいけそうな気がする。
フィジカル (5.11a)=オンサイト。簡単すぎる。5.10cくらいではないか
【親指岩・お殿様岩周辺】
クレイジージャム (5.10d)=1年半ぶりに再トライしてレッドポイント
ナデシ (5.11a)=2年ぶりにトライしてレッドポイント
最高ルーフ 3P (5.10d)=2週間前の初トライ時は完登できなかったが、今回の再挑戦でレッドポイント
ナデシ (5.11a)の4P目以降はオリジナルラインから逸れ、左隣りにある別ルート「白糸 (5.10c)」に合流する形で登った。どうやらオリジナルライン上部はあまり登られていないようで岩は苔だらけであり、フレークには草も生えている。このルートの核心部は出だしのところだし、「白糸」に合流するのも合理的なラインということでこれも許されるだろう。
小川山レイバックを死にものぐるいで完登したのがわずか2年前だったということに俺は驚く。フリークライミングで強くなる過程とはなんという遅々とした歩みなのだろう。そして同時に、自分がこれほど難しいルートをトライするようになるほど強くなるとは当時は思っていなかったことに対して、いまは不思議な感慨を覚える。