思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

「若くていいね」と言われるとブチ切れそうになる

山岳会のメンバーとクライミングの話をすると、まず俺の強さに驚かれ、そしてその次に必ず「若くていいね」と言われるのが本当に頭にくる。

確かにスポーツの上達速度や練度の上限はトレーニングを始める年齢が大きく関わっており、高齢ほど不利になる傾向がある。だが、同等程度に運動量の多い他のスポーツと比較して、クライミングは幸い年齢の影響を受けにくく、中年以降に始めても研鑽によって十分に上級者になりうる。年配の人で俺よりはるかに強い人はそこら中にいるし、逆に中学生や高校生がみな俺より強いわけでもない。俺は週に3回や4回ジムに通い詰めて真剣に頑張っているから強いのであって、真面目にトレーニングを継続しなければ誰だって強くなるはずがない。

「若くていいね」という言葉によって、自分が俺くらい若ければもっと頑張れるし、もっと強くなれるのだとでも言いたいのだろうか? まだ中級者にすぎないものの、少なくともお前よりは強いこの俺に対してそのことを誇示する意味は? そんなに強くなれる自信があるのならば、なぜ上達に向けてさらに努力しようとしないのか? トレーニングに打ち込むわけでもなく、年齢を言い訳にして頑張らないのは怠慢というものだ。お前のクライミング能力がお粗末なのは、年齢はいっさい関わりがなく、単に練習不足のせいに過ぎない。それをさぞ年齢ゆえに上達の上限に達しているかのように振る舞うのは傲慢というものだ。