土曜日に山岳会の方と二人で丹沢の沢登りに行ってきた。戸沢キャンプ場を出発して水無川本谷を遡行し、途中の分岐で沖ノ源次郎沢を登るルートである。沖ノ源次郎沢は涸れ沢であり、F1とF2はクライミングの要素が強い。ここで2時間ほどマルチピッチの練習をしたあと、沢を詰めて一般登山道に出た。そのあとは登山道に沿って天神尾根を下りて下山した。
翌日の今日はボルダリングジムに行った。沢登りで疲れているから本調子が出ないだろうと思いきや、2級課題を3つ完登する大健闘。グレードが他のジムとひとつずれているのではないかと思えるほどグレードの辛いジムでこのような成果を出したことは、まったく素晴らしい。
これまでの経験を鑑みると、一日中部屋の中に引きこもっていっさい運動しない翌日より、むしろハードに身体を動かした翌日の方が登れる。身体の各部位の連携がよく取れており、股関節や足の動きもよくなっている。これからはレスト日だからといって運動を控えるのでなく、歩荷やランニングに努めることにしよう。アルパインクライミングに向けたトレーニングにもなるから一石二鳥だ。いいことづくめではないか。
