一年に一度の苦々しいこの日が今日も来た。2020年1月から2020年12月にかけての株式投資の結果、および状況を報告するときだ。
2019年の税引き後確定損益の内訳は以下の通りである。2018年は23万円、2019年は38万円、そして今年は49万円の利益だった。コロナ禍にともなう株価の乱高下に振り回され、馬鹿げたタイミングでの売買を繰り返したわりに利益が好調に伸びたのは、まさにとち狂った売買によって含み益をなし崩しにとり崩してきたからだ。おかげで評価損益はいつまでたってもプラスに転じることはないが、幸いなことに、これまでの確定益を台無しにするほど莫大な含み損というわけでもない。
むしろ問題なのは、エネルギーと銀行に偏った米国株ポートフォリオを修正する機会がないままこの1年を無駄にしたことではないだろうか。自殺行為とは言わないにしても、すぐ目先の利益を確定することに躍起になるあまり、結果として将来の利益を大きく毀損している。
