3月24日に前夜泊日帰りで戸隠の九頭龍山左稜を登ってきた。朝4時に出発して15ピッチをこなし、15時過ぎに稜線に出た。そこから1時間半で下山して駐車場まで戻ってきたのでなかなかの早さ。
城ヶ崎でフリークライミングふたたび
3月16-17日に城ヶ崎へフリークライミングしに行った。初日はシーサイドロックのサンセットエリア、2日目は門脇崎へ行き、体力の持つ限りフェースとクラックを登りまくっていた。そのときの成果は以下の通り。トラッドの最高グレードを5.11bに更新できた。クラック部が湿っていてあまり良いコンディションではなかったが、サイクロンはわりと余裕を持って完登することができた。この類のルートであれば5.11dくらいまでは登れそうだ。俺はトラッドが苦手なのではなく、単に花崗岩でのクライミングが苦手だということを知った。
【サンセットエリア】
風に吹かれて (5.11b)=オンサイト
サイクロン (5.11b)=3便目でレッドポイント
チリコンカーン (5.12a)=へとへとに疲れた状態で一度トライするがトップアウトできず
赤道ルーフ1P目 (5.10c)=トップロープで再登
赤道ルーフ2p目 (5.11b)=4便目でレッドポイント
チェシャネコ (5.10d)=オンサイト
人生楽ありゃ苦もあるさ (5.9)=オンサイト
パンピングアイアンⅡ (5.12b)=通算3便目でレッドポイント
【門脇 南の磯】
学生気分で (5.10a)=2便目でレッドポイント
チャームポイント (5.10c)=オンサイト
おまつりさわぎ (5.10d)=トップロープで練習し、2回目のトライでテンション無しで登る。これをリードで登るのは相当の勇気がいる。
無名クラック中央 (5.10b)=オンサイト
城ヶ崎でフリークライミング
3月9-10日に城ヶ崎のシーサイドロックでクライミングしてきた。城ヶ崎は2018年の年末にファミリークラックを訪れて以来で、今回でまだ2回目。シーサイドロックは初めて訪れるエリアとなる。
【サンライズエリア】
スカッド (5.11a)=オンサイト
アーリータイムス (5.10c)=オンサイト
【サンセットエリア】
気分は最高 (5.10c)=オンサイト
トムボーイ (5.10b/c)=オンサイト
ピスタチオ (5.12b)=1回トライしたがトップアウトできず。
ホワイトシャーク (5.11c)=3便目でレッドポイント
赤道ルーフ1p目 (5.10c)=オンサイト
エアーダンス (5.12a)=3便目でレッドポイント
パンピングアイアンⅡ (5.12b)=2回トライしたが完登できず。3回目で絶対にレッドポイントできる自信があったが、残念ながら時間切れでトライできず。
アイロンヘッド (5.12a)=2便目でレッドポイント
錫杖岳前衛フェース 左方カンテ(敗退)
2月23-24日に錫杖岳前衛フェースの左方カンテルートにトライしたが、敢えなく敗退した。オールフリーで行けるとは始めから思っていなかったが、6P目のチムニー左のフェース部は中間支点が取れないので人工登攀すら許されない。安易に登るとグラウンドフォールするか、さもなくばいっさい身動きが取れなくなって取り返しのつかないことになると思い、ここから同ルートを懸垂下降した。
おそらくフェースに氷のベルグラが張るか、クラックが氷雪で埋まらない限り、6P目は5番か6番のカムを使って厳しいワイド登りで抜けることになるだろう。今シーズンは雪が少ない上に氷の融けがかなり早く進んだので、時期が悪かったという他ない。悔しいという気持ちはあまりなく、自分の限界を超え出たルートで敗退することはいっそ清々しい気持ちになる。
荒川出合 2ルンゼ正面大滝・夢のブライダルベール・右のナメ滝
2月10-12日に荒川出合の2ルンゼ 正面大滝と、3ルンゼ 夢のブライダルベール、右のナメ滝のアイスクライミングをしてきた。夢のブライダルベール 1ピッチ目と3ピッチ目をオンサイトできたのは良かったが、脆い氷柱の集合となった2ピッチ目の核心部は怖ろしすぎて、フォローでありながらテンションをかけつつ登った。