思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

まだ読めていない海外文学

最近はあまり本を読めていない。レマルク西部戦線異状なし」、キケロ「友情について」を読んだ。

 

ぜひとも読み終わりたい未読の小説は、なんとも俺を及び腰にさせるものばかりが残っていて、次に手に取る本を悩ませている。たとえば、手元にあるエミール・ゾラ「ジェルミナール」とフィールディング「トム・ジョウンズ」の文庫本は、旧仮名遣いや旧字体で書かれており、読み進めるのにひどく手間がかかる。次に挙げるのは、苦労して格安の中古本を揃えたはいいものの、かなりの長編なので読み始める踏ん切りがいまだにつかない小説である。デーブリーンベルリン・アレクサンダー広場」、ユージェニデス「ミドルセックス」、ソール・ベロー「ハーツォグ」「フンボルトの贈り物」、ロレンス「息子と恋人」、エリオット「ミドルマーチ」、サッカリー「虚栄の市」、ローザ「大いなる奥地」、ズヴェーヴォ「ゼーノの苦悶」、プルースト失われた時を求めて」、そしてモンテーニュ「エセー」だ。また、それほど長編ではないだろうが、いまいち内容にそそられないために敬遠している小説がある。ゴンチャロフオブローモフ」、ウォートン「エイジ・オブ・イノセンス」、ヘミングウェイ誰がために鐘は鳴る」がそうだ。これらとは別に、ジョーゼフ・ヘラー「キャッチ=22」、ジョイスユリシーズ」、ナボコフ「セバスチャン・ナイトの真実の生涯」を始めとして、予想される内容の晦渋さに恐れをなして読むことがはばかられる小説も、無数の哲学書とともに本棚に眠っている。そして最後に、まだ手に入っていないが読みたい小説として、レッシング「黄金のノート」、ベケット「名づけえぬもの」、ウィラ・キャザー「大司教に死来る」、ドライサー「アメリカの悲劇」、コンラッド「ノストローモ」、マルカム・ラウリー「火山の下で」、ヘンリー・ジェイムズ「大使たち」「ある婦人の肖像」があるものの、これらもまた実に手強い。