思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

伊豆城山へマルチピッチクライミング(ブレードランナー・三日月ハングルート)

先週末に伊豆城山へマルチピッチクライミングをしてきた。4月20日に東壁の新しいルート・ブレードランナー(全6ピッチ)を登り、続いて南壁の三日月ハングルート(全5ピッチ)を継続登攀。そのあと余った時間で以下のショートルートを登った。

 

ハンドバイス (5.11d)=2便目でレッドポイント

ハートルート (5.11a)=3便目でレッドポイント

 

翌4月21日に南壁の黎明ルート(全3ピッチ)を登り、続いて静岡北嶺ルートへ継続しようとしたが、核心ピッチのフェースが砂と苔にまみれていて登れずに途中敗退。転じてトワイライトゾーンにトライするが、こちらの核心ピッチも砂と苔にまみれていて途中敗退。ほとんど登られていないから岩が自然に還りつつあるやんけ・・・勘弁してくれ・・・

 

今回あらためて感じたが、三日月ハングをはじめとしてエキスカーション、中央壁ダイレクトといった城山南壁のマルチピッチルートは途中にテラスがないので大休憩が取れないうえ、露出度の高いフェースが続くので精神的な負荷がなかなか高い。集中力を切らさずに登攀を継続するトレーニングには最適な岩場のひとつかもしれない。

 

鹿島槍ヶ岳北壁 天井ルンゼ

4月13-14日に鹿島槍ヶ岳北壁を登ってきた。初日は天狗尾根を登って天狗の鼻で幕営、二日目はカクネ里氷河へ降り立って北壁を登り、東尾根の頂稜経由で北峰山頂に立つことができた。当初の計画では天狗の鼻でもう一泊して15日に天狗尾根を下る予定だったが、想定よりずっと早く11時前に幕営地へ戻ることができたので14日のうちに下山した。

北壁主稜を登ったつもりだったが、出だし2ピッチの傾斜の強いルンゼ部を除いてほとんど雪面登攀に終始し、尾根を登ったという感じではなかったので違和感を覚えた。帰宅してからGPSの履歴やネット上の記録を見返したところ、どうも主稜よりだいぶ左側に逸れたラインを登っていたようだ。実際に登ったルートは、蝶形岩壁左稜のさらにひとつ左にあるルンゼ(天井ルンゼ)と思われる。まあこういうこともあるやろ

 

4月15日は有給を取っていたので、車で1時間ほどのところにあるボルダリングジムへ遠征していた。二段を1本、初段を5本、1級を5本完登した。グレードが甘いのでこんなものだろう。

二子山でクライミング

土曜日は1年ぶりに二子山でフリークライミングしてきた。今回は中央稜大テラスエリアに初めて訪れた。長いブランクを空けて久しぶりの二子山でコテンパンにされるのが毎年の恒例になっている・・・

 

スーパータジヤン1P目 (5.10d)=3便目でレッドポイント

六尺ふんどし (6c+)=2便目でレッドポイント

クプクプ (5.11c)=ハングドッグしながらムーブやホールドをあれこれ探すが、難しすぎて3便目でついに諦めた。終了点の位置を考えると、どうやらボルト沿いに直上するのが想定されたラインのようで、途中で右のカンテに逃げてはいけないようだ。中間部から上のホールドが小さく浅く遠いためにとてつもない難しさで、試行錯誤しているうちにあっという間に指がよれよれになった。あまりに登れないので泣きそうになったが、普通に考えて現在のグレードはなんかおかしいだろ。5.12bか5.12cくらいあるのではないかと思われる。

シリアル (5.10d)=帰り際に祠エリアに寄った。再登。

戸隠 九頭龍山左稜

3月24日に前夜泊日帰りで戸隠の九頭龍山左稜を登ってきた。朝4時に出発して15ピッチをこなし、15時過ぎに稜線に出た。そこから1時間半で下山して駐車場まで戻ってきたのでなかなかの早さ。

城ヶ崎でフリークライミングふたたび

3月16-17日に城ヶ崎へフリークライミングしに行った。初日はシーサイドロックのサンセットエリア、2日目は門脇崎へ行き、体力の持つ限りフェースとクラックを登りまくっていた。そのときの成果は以下の通り。トラッドの最高グレードを5.11bに更新できた。クラック部が湿っていてあまり良いコンディションではなかったが、サイクロンはわりと余裕を持って完登することができた。この類のルートであれば5.11dくらいまでは登れそうだ。俺はトラッドが苦手なのではなく、単に花崗岩でのクライミングが苦手だということを知った。

 

【サンセットエリア】

風に吹かれて (5.11b)=オンサイト

サイクロン (5.11b)=3便目でレッドポイント

チリコンカーン (5.12a)=へとへとに疲れた状態で一度トライするがトップアウトできず

赤道ルーフ1P目 (5.10c)=トップロープで再登

赤道ルーフ2P目 (5.11b)=4便目でレッドポイント

チェシャネコ (5.10d)=オンサイト

人生楽ありゃ苦もあるさ (5.9)=オンサイト

パンピングアイアンⅡ (5.12b)=通算3便目でレッドポイント

 

【門脇 南の磯】

学生気分で (5.10a)=2便目でレッドポイント

チャームポイント (5.10c)=オンサイト

おまつりさわぎ (5.10d)=トップロープで練習し、2回目のトライでテンション無しで登る。これをリードで登るのは相当の勇気がいる。

無名クラック中央 (5.10b)=オンサイト

城ヶ崎でフリークライミング

3月9-10日に城ヶ崎のシーサイドロックでクライミングしてきた。城ヶ崎は2018年の年末にファミリークラックを訪れて以来で、今回でまだ2回目。シーサイドロックは初めて訪れるエリアとなる。

 

サンライズエリア】

スカッド (5.11a)=オンサイト

アーリータイムス (5.10c)=オンサイト

 

【サンセットエリア】

気分は最高 (5.10c)=オンサイト

トムボーイ (5.10b/c)=オンサイト

ピスタチオ (5.12b)=1回トライしたがトップアウトできず。

ホワイトシャーク (5.11c)=3便目でレッドポイント

赤道ルーフ1P目 (5.10c)=オンサイト

アーダンス (5.12a)=3便目でレッドポイント

パンピングアイアンⅡ (5.12b)=2回トライしたが完登できず。3回目で絶対にレッドポイントできる自信があったが、残念ながら時間切れでトライできず。

アイロンヘッド (5.12a)=2便目でレッドポイント

 

足尾 松木沢ジャンダルム中央ルンゼルート・ウメコバ沢中央岩峰右ルート

3月2日に足尾の松木沢ジャンダルム中央ルンゼ→中央壁直上ルート、3月3日にウメコバ沢中央岩峰右ルートを登ってきた。いずれも6ピッチと短いが、アイゼンとアックスで登るとなるとかなり骨のあるルートだった。緩傾斜帯やルンゼには氷雪があり、右ルート5P目に部分的にアイスクライミングのセクションがあるなど、冬らしいコンディションでクライミングを楽しむことができた。オールフリー・テンション無しで完登できたので良かった。