思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

2014-01-01から1年間の記事一覧

固体電子論のレポートを終えた。論文を概説せよとの課題であるが、すでにして論文がひとつの概要であるのだから断片的な抜き書きになる他ないのではなかろうか。実のところこれは言い訳にならぬ言い訳であって、本来は物理的背景やこの分野の研究における位…

12日は台風11号が列島を直撃する可能性があるのか・・・いくら俺が雨男だとしてもそれだけはやめてほしい。 遷移金属元素の凝集エネルギーをテーマにして論文を要約しなければいけないのだが、これは今週中に終わるのだろうか?

計画変更

この優柔不断が、現実の膂力と自己の卑小さを手っ取り早くすり合わせようとするときにはたらく、やがて訪れるはずの栄えある人生を待望するかのように抱かれた実力へのいかにも祈願的な期待と、じかの感覚から遊離した表象をいっさい排除してしまうような過…

伊吹山

6月下旬の伊吹山登山の折に撮った写真を挙げよう。撮影がつねにパフォーマティブなものである限り、それはひとつの誇示行為でしかない。他人に対してであれ、自身に対してであれ。私はこの恥辱に慣れ親しみ、むしろこの鈍感さに対して無責任となることによっ…

登山計画を立てているが、山行の後半になるにつれ行動時間がおそろしく長くなるので少し心配になってきた。急坂はおそらく徳沢園-長塀山、西岳-水俣乗越、ヒュッテ大槍-槍ヶ岳、北穂高岳南峰-涸沢岳との中間に位置する最低コル、そして穂高岳山荘からの下山…

人を裁こうとする自分自身を裁ききれなくなる予感から逃れるように「フラニーとゾーイー」を読み返す。これ以上息を止められないと感じとったときに間をおかず水面から顔を上げようとするかのような切羽詰まった要請から。

お盆は槍穂縦走に行こうかと思っている。登るからにはテント泊にするつもりで、むしろテント泊でなければ登山をやり遂げる意味などないとさえ考えていたのだが、テントや食料を担ぎながらこれだけの規模の単独行を慮外の事故なしにやり通すのは今の私にとっ…

深夜にランニングするのと日が照った日中にランニングするのとでは、消費する体力と負担のかかる部位が明らかに異なってくる。夜中では脚部の疲れが目立つ一方で、日差しのもとでは呼吸が苦しくなるのを強く感じ、より多く困憊した。 登山は日中にするものな…

ラッティンジャー液体についてまとめ終わったが、これは明らかに引用のつぎはぎである。でも参考文献をちゃんと載せておいたので問題はない。ワニエ励起子のoptical matrix elementについて説明するというマニアックな課題も控えていて さすがにうんざりして…

レポートに取り組んで今日一日が終わった。日曜までに講義で与えられた課題を大半済ます目標は達成できそうだが、疲れてランニングする気が起きない。書いた英文はネイティブの有志が添削してくれるサイトでチェックしてもらおうと思う。

朝永-ラッティンジャーモデルについて英文でレポートを書かなければならない。とりあえず参考書を読むが、どうまとめればよいというのだ。

課題レポートを提出した後になってから、いまさらになって専門書も参照すればよかったと気づいた。 希釈冷凍機などの低温技術について軽く勉強する。

論文から光学スペクトルをいちいち探してこなくとも、複素誘電率の文献値から物理量を計算すればいいのではないかということに今更気づいたのである。パソコンのしすぎで頭が働かんが、そうとう面倒くさいことになってしまっているのは確かだ・・・・・・つ…

文書の中で望み通りの位置に図がうまく出力されないという困難はtexの厄介さのひとつではあるが、それは位置指定オプションに[htbp]を使うからいけないんであって、usepackage{here}と[H]オプションを使って強制的に位置関係を保たせればいいんである。こう…

研究テーマに関連した物質について光学スペクトルを調べて解説するという課題を抱えているのだが、スペクトルの構造の物理的な意味を記述するのがおそろしく難儀なのである。グラフを見て独力で理解できるものではないので論文を読んでみるものの、積極的な…

ノーパソのメモリを6GBにした。なるほど動作に問題はなくなったが、前に使っていたdynabookと比べるとどうしても処理速度に遜色を感じる。ただ、たとえ構成部品をこれ以上アップグレードできたとしても、その投資に見合う速度向上が得られるかは不明であるし…

測定系の部品を作る細かい作業の日々である。 「生物から見た世界」を読む。

「族長の秋」を読んだ。

「生命とは何か」を読んだ。「族長の秋」を読む。 thinkpadのE145が手元に届いたが、予想以上の安かろう悪かろうであった。まずOSの立ち上げに初期不良を疑うほどに時間を要したうえに、その後も忍耐できないほどに動作が重いので、タスクマネージャから確認…

伊吹山に登ってきた。期待はずれで残念だった。次は大峰山脈に行きたい。「生命とは何か」「告白」中巻を読む。

シェイクスピア覚書

「ロミオとジュリエット」を読む。ここでは名前と内実、あるいはみかけと本質の関係についての二つのイデオロギー、つまり人間に対する字義(=容姿)に密着した評価と、字義に疑いをもってかかる評価が対決させられている。これはちょうど「ビリー・バッド…

私は、私の欲望の対象に対して支配的であるよりはむしろ、私自身の状況に対して支配的でありたいと願う。

学会出張の際に宿泊費が定額で支給されるので、格安のホテルを予約して差分をたんまり儲かってやろうと思っていたところ、「国の税金から支給されていることから鑑み、適正に執行するため」と称し、定額の半分以下の宿泊費であれば支給額も半分にするとかい…

あいにくこの日記は親も読んでいるであろうから、ここに書いてよいことなのかやや躊躇われるのだが、私はこの日記を誰かに読まれることを想定して書いているわけではなく、私が私自身との関係をうまく設立するために書いているので、その本分から言っても別…

人生とは掟の門だ。門の向こう側が実在するかしないかに関わらず、それどころか、ときには実在しないと明確に分かっていながら、なお門の向こう側にあるものの価値を信じている身振りを取りつづけていかなければならない。われわれはつねに時間に照射され、…

物理学専攻でありながら、測定系の電子回路と格闘する日々が続く。不器用ではあるが、自分で作製したもののまるで動作しなかった電子回路をうまく修正できたようなので良かった。 「侍女の物語」が手元に届いたが、ぱらぱらと断片を拾い読みする限り、あまり…

geocitiesのサービスがまもなく終了してしまうそうなので、これからは日々思ったことや考えたことをこちらに書くことにする。 自己の代理や延長をより純粋な形で外部に仮託し、その外部と陶酔的な同一化を遂げることは魅力的であろう。特に、自分が記述した…