思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

「宮本から君へ」を読み返す。自分が、網の目にとらえられて全身を金縛りにされ、ヘラヘラ笑ってその場をやり過ごすだけの縮こまったサルではなかったことをようやく思い出す。そして思い出すのはフォークナーの小説だ。ジョー・クリスマス、ポパイ、トマス・サトペン、ジェイソン・コンプソン、お前たちの怒りにこの社会は恐れおののき、慌てふためいてなかったことにしようとするだろう。さもなければ、裏切り者への憎悪とともにお前たちをびしゃびしゃに叩きのめし、その怒りが不遜で恥知らずなでしゃばりだったことを広く知らしめようとするだろう。だが、俺は、銃口を自分の頭に突きつけてぎりぎりと撃鉄を引くようなお前たちの暗い憤怒と連帯する者である。