思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

学生主催の研究交流会から帰ってきた。コミュ力とかプレゼン力への劣等感を叩き込まれる三日間だった。あとなんか知らんが、人が大勢いるなかで過ごしていると、自分の顔の醜さを異様に気にしてしまう。こういうのを醜形恐怖症というのか、はたまた俺の審美眼は実は正当で、本当に醜いだけなのかよくわからん。

 

研究の発表は、練習をくり返してうまくフィードバックしていくことが大事だとは頭では分かっていたが、ポスター発表も例外じゃないんだな。

 

前回の記事でカオティックキャビティにおける古典論と量子論のクロスオーバーに競合する理論があると書いていたが、あれは誤りだった。正しくは、不純物による短距離散乱とクロスオーバーの区別が難しいということであった。

 

いろいろと論文を漁ってみた結果、トンネル障壁とカオティックキャビティを接合した系では、伝導度に揺らぎが起きるという理論的予測の論文を見つけた。これはテーマの候補になりそう。

 

いま取り組んでいるQPCの測定はいわゆる「木を見て森を見ず」に陥っているように思えてならず、自分のプレゼン能力の至らなさと時間の不足も相まって、学会発表が非常に不安だ。