思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

出張手当がたくさん振り込まれるので、下手に残業するよりずっと給与が増える。

 

ハイエク「隷属への道」を読む。フリードマンの「資本主義と自由」やJ.S.ミルの「自由論」を想起し比較しながら読むが、単なる自由放任主義ではない、ハイエクが唱えるところの自由主義には目から鱗が落ちる思いである。これを読んでいると、フリードマン自由主義はいかにも投げやりで幼稚なものにさえ見えてくる。

ダークナイト ライジング」を観た。うーん・・・そもそも、ウェインがミランダを信用して彼女に核融合炉を託さなければ、こんな面倒なことにはならなかったのではないだろうか? ウェインがなにを根拠に彼女を信頼したのかがわからないので、役員のダゲットが邪推したように、ウェインはミランダからの性的な見返りを期待していただけなのではないかと思いたくなる。実際この2人寝てるし・・・

てゆーか、ミランダは真の黒幕のくせに、特になにもしてなくない? お前いなくてもよくない? でも演じた女優のマリオン・コティヤールはほんと綺麗。ウェインとベインが後先考えずに彼女に夢中になる理由もわかる。

映画「阪急電車」を観て泣きそうになった

黒澤明の「隠し砦の三悪人」を観た。うーん、あんまり面白くない・・・

 

今週末会う予定の女性が映画「阪急電車」が好きだというので、話題作りのために観たのだが、予想を遥かに上回るひどさだった。石抱きの拷問を食らわされているようなつらい思いをしてまで、この映画を観ている自分の情けなさに、思わず泣きそうになっていた。これをいい映画だと言う人がいてもいいと思うし、その人の価値観を貶めるつもりもない。でも、俺はこの映画はクソですらない、本当に観る価値のいっさいない作品だと思う。

「ミスト」について考え直す

『ミスト』ネタバレ感想: 私がこの結末を衝撃的だとは思わなかった理由

https://marsconnector.com/entertainment/cinema/the-mist.html

 

「ミスト」は愚にもつかない不快なだけのパニックホラーだと思っていたが、このレビューを読んで少し評価を改めた方がよいと思った。

この映画では、主人公はいかにもヒロイックで、パニックや恐怖に屈することなく立ち向かう、無謬の善良な存在であるかのように思いがちだが、決してそんなことはない。かれは確かに勇ましく決断力に溢れているが、それは作戦の成功を必ずしももたらしはしないし、むしろ仲間の無益な死を数多く引き起こす。かれにつき従った仲間たちは、最終的には、一人残らず化物に殺されるか、または、他ならぬかれ自身の手によって殺される羽目になる。その意味でかれはヒーローではなく、結果からすれば、仲間を犠牲にした末に自分だけは生き延びてしまう卑怯者にすぎない。

序盤に、子供を救い出そうと単身でスーパーマーケットから飛び出す母親や、仲間内での断絶と殺し合いを煽り立てるだけの終末論の狂信女は、主人公からすれば、恐怖を前に判断力を曇らされた、愚かしい存在としか見えないだろう。そしてわれわれ観客たちも、主人公の視線につい同調して、かれの選択と決断こそが、勇気と知力に支えられた唯一の正統な解決策であるかのように思いこまされる。だが、主人公と異なる戦略を選んだ母親や狂信女が、この勇ましいだけの似非ヒーローと比べて特段優れた判断力を発揮したわけではないにしても、実はそれほど悪い結果をもたらしはしなかったことに観客はしぶしぶ気づかざるを得なくなる。

それこそがただ一つの正義だと観客とともに信じていた主人公の選択が、実は誰ひとりとして救うことなく終わることで、その正義は顛倒し相対化される。おそろしい化物の襲来に対して、生き延びるための唯一の正解があったわけではない。それは、勇気や合理性や決断力といった、有事の際に称揚されがちな既存の価値が惨めたらしく敗北し、運良く生き延びた母子の蔑むような視線にさらされることを意味しているのだ。

アイズ・ワイド・シャット」を観た。映画の原案となった、シュニッツラー「夢小説」は読んだことがある。話のおおまかな筋書きは小説に忠実でいつつ、サスペンス要素に彩られて、とても魅力的な映画だった。原案どおり、夫婦の間の愛情とそのあやうさがテーマとなっているように思える。仮面を枕において眠るアリスの寝顔を見てビルが涙を流すシーンでは泣きそうになってしまった。

おそらく観る人によって感想がまるっきりちがう映画なのだろう。ジジェクもこの映画について、無意識とからめて語っていた。惹きつける力のある作品だ。

 

アメリカも日本も株価が下がって、持ち株の含み損がすごいことに・・・もしかして買い時が最悪のタイミングだった? もう株価は回復しないのかな・・・

4月から栃木の片田舎へ長期出張する予定。出張手当がっぽがっぽやで。だが、俺のマッチングアプリ活動はどうなってしまうのか・・・

 

「ミスト」を観た。えっ、なにこの映画は・・・(ドン引き

悪趣味なパニックホラーだね・・・