思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

「宮本から君へ」を読み返す。自分が、網の目にとらえられて全身を金縛りにされ、ヘラヘラ笑ってその場をやり過ごすだけの縮こまったサルではなかったことをようやく思い出す。そして思い出すのはフォークナーの小説だ。ジョー・クリスマス、ポパイ、トマス・サトペン、ジェイソン・コンプソン、お前たちの怒りにこの社会は恐れおののき、慌てふためいてなかったことにしようとするだろう。さもなければ、裏切り者への憎悪とともにお前たちをびしゃびしゃに叩きのめし、その怒りが不遜で恥知らずなでしゃばりだったことを広く知らしめようとするだろう。だが、俺は、銃口を自分の頭に突きつけてぎりぎりと撃鉄を引くようなお前たちの暗い憤怒と連帯する者である。

"いいね!"を集めるクソソシャゲ

マッチングアプリについて。10人以上の女性とマッチングはしたものの、メッセージのやりとりがほとんどないか、返信すらいっさいない場合が多い。女性は無料で使えるアプリなので、おそらく片手間で暇つぶしに使っている人が多いのではないかと思われる。あまりに相手が消極的なので、女性から”いいね!”をもらって悦に入ることが目的になってしまいそうになる。この誘惑は、このアプリ使用者の男女比のバランスの悪さに起因しているのだろう。だが、"いいね!"を集めてその数を競う、このクソみたいなソシャゲに数千円払った自分の愚かさを呪うには、不幸なことにこの俺はまだそれほど女慣れしていない。

 

マッチングした女性の一人が登山を趣味にしているようで、雪山装備について知りたいから登山用品店に行きましょうと誘ってきた。どういうデートやねん。そのうえいつ会えるのか見当さえつかない。あまり期待しない方が良い。

 

入社二年目の新人研究発表が終わり、新しい仕事が始まった。

SNSマッチングアプリを使っていると、自分がカミュドストエフスキーやフォークナーを愛している人間であるという自尊心を奪われ、自分が所有している貨幣がまるで兌換のきかない紙くずになったような無力感を覚えるのだが、これはいかなる制度がはたらいているのだ?

 

なぜ俺は、俺の土俵ではなく、"かれらの"土俵で戦うことを強いられているという不公正をここに強く感じ取るのだ?

マッチングアプリについて。都内在住の女性と何回かメールでやり取りしたあと、向こうから、よかったら土曜朝に新宿でお茶しましょうと言ってきた。なんか企業の面接受ける気分になってきた。こっちは千葉に住んでるというのに、朝にあろうことか新宿まで呼びつけるっておどりゃ奥多摩にでも住んどるんか?

職場のタイ人に今月いちご狩りに連れて行くと約束してしまった・・・くそ、またもやタイ人の可愛さにつられて面倒くさいことを引き受けてしまった・・・

 

ボルダリングについて。4級から3級の入り口あたりのところで停滞しており、なかなか上達しない。登れないところがいつまでたっても登れず、保持しきれずに毎回同じところで落ちてしまう。おそらく保持力が足りないのだろう。腕がパンプするまで負担をかけないと向上は見込めそうにない。ロックリングスでトレーニングをしよう。