思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

大雪山十勝岳連峰縦走のため、まず旭川に向かうべく羽田空港へ。


俺がこの山行で命を落としたとして、過去に書き留めた思惟に付け加えて残すべき語彙は俺の手許にない。カミュやフォークナー、セリーヌバフチンらが語ったことを俺は認識ではなくただ孤独の営為によってこの人生に打ち立てようとしたまでだ。

8月中旬だと、双子池キャンプ場から富良野岳にいたるまでにあるすべての水場が涸れている可能性がある。双子池キャンプ場で水を6リットルほど補給する手もあるが、そんな重いものは背負ってられない。緊急の場合は美瑛富士からボンビ沢出合まで下山して水を補給する手を考えるのが合理的だ。

ガルシア=マルケスコレラの時代の愛」を読んだ。フロレンティーノ・アリーサを自分自身に重ね、無我夢中で読んだ。この年齢でこの小説に出会えてよかったと思う。かれのように女性を愛せるようになりたい。

 

つまり、人は同時に何人もの人と、それも誰一人裏切ることなく、同じ苦しみを味わいつつ愛することができるという教えを学んだのだ。

 

ザック、レインウェア、ガスバーナー、ズボン、銀マットなど、登山道具をいろいろと買い直している。装備が全体的にガタが来ているせいもあるが、8月中旬に予定している北海道での縦走では万全を期すことを考えているからだ。

十勝岳連峰縦走の懸念点は以下の4点。

・ガスカートリッジは航空便では持ち込みができない。旭川空港で現地調達すること。売ってるかな?

山と高原地図に記載されているコースタイムをどの程度信用できるかが不明。たとえば北アルプスはコースタイムがだいぶ緩くて、休憩こみで70%くらいの時間で歩けるので、それをもとに計画を立てることができたのだが、北海道はどうだろうか。

・ヒグマ。出会わないように工夫したいところだが、どうしたらよいだろう。携帯ラジオをもっていく?

・帰りの航空便の予約をしていない。当日でも乗れるだろうか。

薬師岳・雲ノ平

会社の同期と二泊三日で北アルプスへ行ってきた。折立登山口から入り、薬師岳をピストンして雲ノ平・鷲羽岳を経由して新穂高温泉へ下りるコースである。

当初は笠ヶ岳まで縦走する計画だったが、初日の午前を除き、あいにく天候がひどく悪かったので3日目は鏡平から新穂高温泉エスケープすることにした。

 

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