思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

ヒックとドラゴン」を観た。この映画では身体障害が心情的な駆け引きの道具になってしまっている。敵だったドラゴンがラストで人間に都合のいいペットになっているのも少し気になる。ファンタジーの世界が現実世界のわれわれの感覚と地続きにつながっていて、安易な甘美さを提供する婢女へと堕落しているならば、それは、「ゲド戦記」作者のル=グウィンがもっとも強く否定するものである。

だが、決して悪い映画ではない。トゥースがとてもかわいい。

積雪期蓼科山

 

蓼科山に日帰りで登ってきた。前夜は甲府駅近くの舞鶴城公園で野宿し、新しく買った冬用寝袋を試した。たいへん快適だったのでよかった。

当日は天気が良かったので、寒すぎて凍えることもなく登山を楽しめた。北横岳まで縦走する予定でテント泊装備だったのだが、山頂があまりに寒いので、これ以上寒さを我慢して夜を過ごすのが嫌になり、蓼科山をピストンすることにしたのだった。雪がかなり積もっていて、先行の登山者によって適度に踏みならされていたので、ソリで滑って下ることができた。これがたいへん面白く、ひとりで無我夢中になっていた。

今回学んだことは以下の通り。

スノーシューやワカンは、登山者の多い雪山ではほとんど使う出番がない。登山者が少ないか、あるいは雪が積もりたてでトレースのない雪山では使うかもしれないが、そんなところに行く予定はないし、そんな山に登る実力もない。残念ながら今の俺はトレース頼りの登山しかできない。

・安っぽい手袋では山頂や稜線上の寒さに耐えきれない。ちゃんとしたものを買うべきだ。だが手袋以外の装備について不足はなかった。

スマホだけでなく、デジカメのバッテリーも寒さに弱い。どちらにもカイロを貼付しておくのがよいかもしれない。

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幸福

会社の同期と新潟へ一泊二日でスキーに行ってきた。まるでリア充のようではないか。

 

だが、俺が望むのは、

自己の完結性を暗示するあらゆる固定したイメージを自ら突き崩し、人生が他人の言葉に覆いつくされることを断乎拒否して、他ならぬ「自分の最後の言葉」によって唯一無二の人生を立証しようとする

 ことだけなのだ。そして、俺はただ一人で山へ登るときにのみ、肉体のうめき声のなかに自分自身の言葉が脈打つのを感じ取れる気がするのである。実際、それ以外のことに価値はあるだろうか。俺は幸福を求めない。もてる感覚の総力を挙げてくみ取るには、幸福はあまりに無感情で、それでいて、いやいや学芸会に駆り出されて人の目を始終気にしている子どものようにおどおどとしていて、おぼつかない。

仕事って、いろんなタスクを同時に進行させようとするとマジで全然進まないんだな・・・この一週間なにやってたんだっけ俺・・・

 

次に床屋へ行くときは髪をすいてもらおう。ボリュームありすぎて見た目がうっとうしい。勘弁してくれよ・・・