思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

カーリダーサ「シャクンタラー姫」を読んだ。

 

働くことは――少なくとも会社で総合職として働くということは――、業務の遂行者として自分自身を見立てる役者と、役者が演じようとしてはやり損ない続ける人物のあいだの誤差の計量に要約される。われわれは、絶えず関数を解析的に微分していくかのように、毎日毎週のサイクルをこの差分を埋める作業についやす。しかし、つまづき続けることが運命づけられたこの演技とともに、次第に、失われていくものがある・・・