思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

登山するときの身体への負荷を評価する指標として、メッツというものがあるようだ。50分で登高できる高さが高くなるほどメッツが高くなり、これはランニング速度に対応させることもできる。例えば空き身で50分に500m登ることができるならメッツ値は8.5であり、毎時8kmの速度でランニングするときの負荷に相当する。逆に言えば、50分のランニングをしたとき、その走破距離から登山時の体力を割り出すことができる。俺は時速13kmで10分走るトレーニングを週に何度かしているが、もしこれを50分継続できるなら約12メッツ、つまり50分に約800m登高できるということになる。

登高するときのメッツ値は、背負うザックの重さによって異なる。30キロのザックを背負ったとき、12メッツというのは50分で500m登る負荷に相当する。俺は35キロのザックを背負って階段の昇り降りをするトレーニングをするときがあるが、このときは20分で200m、つまり50分で500m登高するペースであり、これはおよそ13メッツである。

メッツという単位は運動の負荷を意味しており、個人の体力を指しているわけではない。俺が12~13メッツのトレーニングをしているということは、登山において13メッツの体力を発揮できることを意味しているわけではないだろう。なぜなら、数十分のトレーニングがこなせるとしても、同等のペースを長時間維持できるとは限らないからだ。にしても、あるメッツ値の運動を一定時間継続できるかということは、体力の良い指標になるだろう。