2016-02-05 ■ 読書 あとは修論発表の原稿を推敲して暗記するのみ。 「冬の夜ひとりの旅人が」を読んだ。もし訳者が解説で述べているように、カルヴィーノが脈絡のない様々な象徴によって構成された無数の物語の総体からひとつの世界の姿を読み取ることを読者に欲していたとして、かれはそもそも象徴に頼るべきではなかった。