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思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

ラッセルの「哲学入門」を読むが、あんまり面白くないので、半分ほど読んでいったん小休止する。

 

ニーベルンゲンの歌」を読む。物語の前半部は騎士の誇り高い勇猛さと宮中の貴族の見目麗しい絢爛さに彩られながら明朗に展開される。しかし、影にひそむ落ち着きのないぎこちなさと、どことなく感じられる物語の軋みのために、読者はなにか言葉にできない居心地の悪さを覚えることになる。これは、あまり洗練されていない語り口によって来るべき悲劇がくり返し予告されていることや、その流れの悪さだけに由来するものとは思えない。君臣の理想的な関係からのわずかな逸脱や、目には見えないほどの小さな不和がごくさりげなく描かれていることが、悲劇的結末を明確に予告する語り以上に、いつかは堰が切られたように大いなる破滅へと人びとを導くのではないかという予感を物語に充満させる役を買っている。明朗な筋の運びが与える見かけの輝かしさが、由来の分からない血の煙の予兆に曇らされるので、これによってそこはかとない不安感を覚えさせられるのである。

 

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」を再び観た。「スティング」を観た。面白い。