「アドルフ」を読んだ。「ロクス・ソルス」を手にとって数ページ読んでみたが、事物の描写がすさまじくわかりにくくて投げ出してしまった。翻訳がちょっとおかしいのでは・・・?
TOEICテストの結果がネット上で見られるようになっていた。自分の点数をここに記して何になるものかと、ややもすると逡巡するのはあまり褒められた点数ではないからだ。というより、はっきりいえばこれは話にならないほど低い。カスである。
690点だ。理系であることを言い訳にしてこれで安堵している自分が情けない。
ち~ん・・・
気を取り直して「悲劇の誕生」を読むが、俺がいま執筆している批評がもちこんでいるものとちょうど同じような対立軸をニーチェがもちこんで、それをもっと大きなスケールで展開していることに気づく。そういえば俺の着想はモースやバタイユを読んでひらめいたものだったのだが、バタイユはモースやニーチェの絶大な影響下にあったのだから、俺の思いつきがニーチェの論じた図式に図らずもそっくり似通ってくることに何の疑問ない。なんだか自分の批評がカスみたいなものに思えてきた。やってられん。