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これまでの覚え書きをもとにアエネーイスの批評を書いている。だいたい10000字くらいになりそうかな。自分の書いていることが根拠なく積み重ねられたオカルトじみたものにときどき思えてしまうのだが、そんなときは「トリストラム・シャンディ」を思い出すことにしている。学術だろうが享楽だろうが、人間のなすことなんてどうせトリストラム百科事典のようなものだと。実際に俺が大学院の研究室で取り組んでいることなんて、門外漢の目には馬鹿げた装置いじりの集積にしか映らないだろう。