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思ったこと、考えたこと。

日々思ったことや考えたことを日記代わりに綴っていきます。がんばります

実際、われわれは人生を家畜のように虐げることで、そこから甘い汁を吸うことに期待しすぎている。その見こみは、人生が人格という一貫した原理と法則によって連続的に推移してゆき、会計帳簿のように計算可能で、適切な処理を施し、その処理に対して最適な…

企画部長に山登りを誘われ、同じ会社の人とともに来月八ヶ岳に登ることになっている。部長は俺が経験者であることを知っているので、サブリーダーに拝命された。もちろんリーダーは部長だ。 企画部長直属であり、俺と同期入社の女性がこの山登りにおける主役…

タイ人のNが帰国するので、彼女と入れ替わりに日本へ長期研修に来たPとともに空港まで見送りに行った。ヘアアイロンが欲しいとPが言うので、帰りに買い物に付き合った。 Pは海外が初めてであり、大学時代に日本語を第二外国語として学んだことを除けば、日本…

うまくすると5月末にタイにある子会社工場へ出張する機会を得る。新製品の量産ラインで使用するための治具が納入されて、使い物になることが実証されれば、使用方法を現地エンジニアへ伝えるとともに、製品の出来具合を確認する必要が出てくるからだ。

タイ人女性について

親しくしていたタイ人が今週末に帰国する。水族館や鎌倉に行ったり、二人そろって風邪を引いたときに気遣い合ったり、片思いの人が誰かを互いに吐露し合ったり、毎日lineで会話をしたり、短い期間だったが彼女は良い友人だった。彼女は社交性が高くて誰に対…

山登りと女のことしか考えられないとか言いつつ、山に登ってるときでも女のこと考えてるし、山から下りても女のこと考えてるじゃねえか

哲学はクソの役にも立たねえ

企業勤めをしていて驚くのは、文学や哲学が社会に順応する上でまったくクソの役にも立たないどころか、むしろそこに書かれていることをいっさい忘れ去らないと、他者とのコミュニケーションにおいて重い足かせにしかならないということだ。 たとえば、俺はジ…

残雪期焼岳と、美ヶ原-霧ヶ峰

p> 5月4日に焼岳に登ってきた。翌5月5日の下山後は上高地から松本まで行き、5月6日は美ヶ原から霧ヶ峰まで歩いてきた。以下は焼岳に登ったときの写真である。雪山のよどみない雄渾に比べたら、美ヶ原や霧ヶ峰の悠々とした風景はあまりに締まりがなく、かすん…

「宮本から君へ」を読む。俺と同じ社会人になりたてで、女のことで頭がいっぱいの青年の話らしい。どこにでもいるつまらない男の話で、どうしてこんなに胸が揺さぶられるのだろう。

新潟-群馬県境の例年この時期の積雪状況を調べてみたが、こんなに積もっているとは思わなかった。いま計画中の縦走コースは、悪天候になったときが非常に厳しく、停滞を見こんで予備日を2日以上設けないと危険すぎる。 登ってみなくてもこの登山が無謀という…

5月の連休中は巻機山から平ヶ岳まで縦走するのはどうか? 残雪期のバリエーションルート長距離テント泊縦走は俺の実力では無謀か、そんなのやってみなきゃわかんねえよ 平ヶ岳ではなく越後駒ヶ岳を目指すことを考える。雪山である。計画を立てなければ。

表妙義縦走

妙義山に行ってきた。いろいろ反省点はあるが、無事に下山できたのでなによりだった。 岩場の登りでは、可能な限り鎖を使わないように心がけた。しかし、鷹戻し手前のある岩場ではどうしてもホールドが見つからず、鎖を握りしめて登らないといけなかった。俺…

恐ろしいのは岩場での滑落ではなく、道迷いによる時間切れだ。

外秩父七峰縦走

会社の先輩や同期とともに外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加して42キロ完歩することができた。参加人数が多すぎて、前半は登山道が渋滞していた。また、普段運動していない人にペースをあわせたので、20キロ地点まで行くのに8時間かかった。後半は完歩を目…

週末は秩父へ長距離ハイキング大会に参加する。 タイ人のことは忘れたまえ、お前の目標は何だ、単独で大雪山・十勝岳連峰縦走を成し遂げることではないか。いったい、これ以上に価値のあることが今の俺にあるというのか?

「ウォーリアー」を観た。

タイ人らと社員寮のホームシアターで映画を観ることになったので、タイのベストヒット映画「すれ違いのダイアリー」を選んだ。いいとは思うが、全体的に安直である。2人が会わないで終わる方がまだ詩的で良かったかもしれない。 タイ人は恋人と一週間会わな…

他人の評価を考慮に入れておく必要がある限りにおいて、仕事というものにクソの価値もない。 いや、これは精確ではない。俺は、作業の単純な面白さや、順調に進んでいることの喜びなど、なんでもいいが他人の評価とは別の基準に寄り添いたいだけなのだ。評価…

俺の孤独が誰のものであるか

山に登り、縦走を完遂させるときにひそかに発揮されていた原動力が、人と交わることで毀損されて俺の足が鉛のように重くなることを怖れる。他者と交わっていようがいまいが俺が孤独であることに変わりはないが、他者が俺を不安の滝壺に落としこむのは、俺の…

タイ人の愛想の良さにほだされて、俺はつくづく馬鹿な男だ。『アブサロム、アブサロム!』のウォッシュ・ジョーンズを、『審判』のヨーゼフ・Kを、『追放と王国』の背教者を思い出せ。苦痛と恥辱の鞭でこの身体をびしゃびしゃに叩きつけて、孤独の感情を学び…

まだ帰国せずに日本の事業所で働いているタイ人女性から、タイのお菓子を買ってきたから一緒に食べないかと誘われて、社員寮の食堂で一時間半ほど話す。 タイに帰国したKとはもうlineすることはほとんどないだろうと思いきや、今日はものすごい頻度で話しか…

救援隊にしておくれ

俺は、たとえ自分が複数の他者から受け入れられているときでさえも、むしろ受け入れられているときにこそ、かれらの優しい視線から背を向けて、一目散に逃げ出したくなるような無限大の悲痛を味わう。 だが、こんな俺でさえもタイ人のKといるときは別だった…

俺は、たとえ自分が複数の他者から受け入れられているときでさえも、むしろ受け入れられているときにこそ、かれらの優しい視線から背を向けて、一目散に逃げ出したくなるような無限大の悲痛を味わう。 この心理はきわめて謎に満ちており、自分でも驚くほどだ…

「ファインディング・ニモ」を映画館で観たのは中学生のときだったが、ドリーがやかましい上にど忘れが激しいことにいらだつばかりで、映画を楽しめなかった記憶がある。当時の自分のアホさ加減にはあきれ返るばかりだ。

ある先輩と職場で話すとき、なぜかいつも笑いがこみ上げてくるので、それをこらえるのに必死になる。だが、けっきょくはお互い笑いをこらえきれずに吹き出してしまう。あの先輩は存在自体がツボなのだ。いったいどうなっている?

土曜日はタイ人の女性エンジニア2人を水族館へ連れて行った。来日して買ったという一眼レフのデジカメでひたすら魚を撮りまくっていた。子どものように互いに写真を撮り合っていて、見ているだけでも本当に面白かった。 日曜日は、女性エンジニアの幼なじみ…

would,couldがなかなか使い勝手のいい助動詞だということを理解した。will,canはニュアンスとして確度が高すぎるので、日常での冗談や婉曲的な言い回しとは相性が悪い。 「ビューティフル・マインド」を観た。

ともに働くタイ人女性のこと

「イミテーション・ゲーム」を観た。 タイ人の女性と相変わらず毎日lineをする。シャイでいて寂しがり屋の彼女は、社会人3年目の先輩のくせして、年齢が一つ上だからというだけで俺のことを"my brother", "bro"と呼んでくる。ともに日本へ来ている馴染み深い…

「インビクタス/負けざる者たち」を観た。感極まって泣いてしまった。 「キャスト・アウェイ」を観た。冒頭の芸術家の女性や天使の羽のモチーフに関する伏線がとてもいい。

俺は観念を通してしか他者と関わりをもつことに高揚を感じることができない。俺は俺の頭のなかにある秀麗な建築物にしか愛着をもてない。 ああ、ほら、まただ、俺の心によみがえってくるのは、サハラ砂漠の真っ只中に不時着したテグジュペリの倒錯した熱情で…

タイ人の女性エンジニアとラインをして、「犬夜叉」が好きであることを知る。犬夜叉と殺生丸のカップリングが好きらしい。ふ、ふーんそうなんだ・・・ごめんね犬夜叉カップリングぜんぜんわからないよ・・・ 映画「コンスタンティン」を観た。人間界の支配を…

課長に一週間くらいタイの子会社に行ってもいいぞ、と言われたのでパスポート取得の準備をすすめる。課長命令なのか、俺の希望で行かせてもらえるのかよく分からないのだが、新人がいきなり出張することはないと思っていたので、これは望外の喜びだった。タ…

会社の同期と気が合わない

どうも会社の同期と気が合わない。中にはわりと気が合う奴もいるのだが、会話するだけで自尊心を削り取られるような思いをする奴もいる。揚げ足を取る、否定から入る、他人を攻撃する、自分の話ばかりするのが目について、苛立ちがつのってくる。今までそん…

チョーサーの「カンタベリー物語」が無性に恋しい。旅と物語は日常の窮屈な義務を忘れさせてくれる。

週末の買い物についていきたい、ということを口実にタイ人の気になる女性とライン交換し、かれらの街へのお買い物にホイホイついていくことに。われながらよくやった。 当日朝になって「買い物キャンセルした、眠いわ」とか言ってきた。そういう適当さ、俺は…

俺の限界がたかだか後立山連峰3泊4日だということを認めるのはつらいことだ。俺はなにか人生において手形となるような経験を山で得たいのだ、たとえそれが死であっても。ある凝縮されたひとつの認識を生活のまるごとに投錨させて、この人生が、巨大な錨が海…

タイ人の謎英語

なにが「れったるー↓」だよ、"red color"だよ。アクセントでたらめなんだよ・・・他にも、 "method"「めたぁ↓」 "soldering"「そるだりー↑ん↓」 "ghost"「ごっど」 そういう発音かわいいんだけどさ、もうね、俺わかんないよ・・・

ダンスと「生い出ずる石」

タイ人のパーティに参加してだいぶ酒を飲まされた。始終ディスコで流れるような洋楽を爆音で流しながら食事をしているのでびっくりした。途中から電灯を暗くして、本当にディスコのようにみんなでダンスを始めたので(あまり踊ろうとしないタイ人もいたが)…

最近は年齢がひとつ下のタイ人女性エンジニアとともに仕事を進めているのだが、英語でたがいに相談や質問をしたり、他愛ない会話をしているうちに、その女性に恋してしまった。その彼女から、日曜日にタイ人の飲み会に参加しないかと誘われて、舞い上がるほ…

新製品をタイの工場で立ち上げるために現地のエンジニアやオペレータが数ヶ月来日しており、最近はかれらとともに仕事をすることが多い。

映画「トロイ」を観た。叙事詩「イリアス」「アエネーイス」とのちがいを列挙すればきりがないし、ストーリーも無残なものだ。だが、映画で描かれるヘクトルを圧倒するアキレウスのすさまじい膂力は、「イリアス」におけるかれらの一騎打ちの場面を読んだと…

積雪期大菩薩嶺

会社の同期と2人で大菩薩嶺に登ってきた。斜面の向きや日のあたり具合、風の強さによって、体感気温がころころ変わった。登山道の積雪状況も場所によってまちまちで、アイゼンが必須のアイスバーンがある一方で、雪が溶けてどろどろになった道もあった。気温…

スキーや冬山登山のために買った防寒用の帽子を紛失した。おそらく、2週間前に蓼科山へ行ったとき、帰りにバス停へいたる車道を歩いている途中に落としてしまったのかもしれない。冬山は装備が多いからいつかこういうことがあるんじゃないかと心配していたが…

他人の心証にクソをねじ込んでやりたい

山はいい! 報告だの連絡だの相談だのしなくても、誰にもなんとも言われない! ただ生きて帰ってきさえすれば、その場の思いつきで計画を変更しようが、ひとりで雄叫びをあげようが、道端で野宿しようが、そのへんでクソを撒き散らそうが、誰にもなんとも言…

今週末に会社の同期と大菩薩嶺に登る予定を立てる。冬はテント泊や縦走はせずに、日帰りピークハントにとどめておくのが安全だ。

他部署からふられた仕事を安請け合いしてしまうことに対して、先輩から「なんでもハイ、ハイと仕事を引き受けていると、抱えすぎてつぶれてしまうよ」と、忠告を受けた。たしかにそのとおりだ。いつの間にか、自分の力量も権限も超えた仕事を任せられて主担…

また大学生が雪山で死んだ。昨年の穂高、立山、今年に入って阿弥陀岳、そして今度は木曽駒だ。彼らは経験も体力も兼ね合わせていて、つちかってきた実力のすべてを尽くして死んでいったにちがいないのだが、ただ死んだというだけで、いっさいの自分の言葉を…

スタヴローギン的な

以下の文章は、メルヴィル「バートルビー」を読んで、ある人間(バートルビー)の発話をとりまく状況について書き留めたかつての思索である。 かれの発話が、まさに発話されることで、解釈を呼びこむひとつの位相をみずから選びとってしまうことを、かれ自身…

生ぬるい登山はもうごめんだ。自分のベストを尽くすまでもない山登りをするくらいなら、山で野垂れ死ぬほうがましだ。

「ヒックとドラゴン」を観た。この映画では身体障害が心情的な駆け引きの道具になってしまっている。敵だったドラゴンがラストで人間に都合のいいペットになっているのも少し気になる。ファンタジーの世界が現実世界のわれわれの感覚と地続きにつながってい…